知人にいつも言っていた。
「ブログ更新しないの?」と。
それは彼が本当は日課にしたいのに3日坊主にしているからだ。
彼には書く目的があった。
アーティストとして自己表現したい、
自分を知ってもらうきっかけとして露出したい、ということだ。
その志は中途半端で、投稿しない日のほうが圧倒的に多い。
そんな彼に自分はいつもアドバイスしていたことがある。
自分にとって当たり前で、当たり前すぎて話題にするのも恥ずかしい。
そんなことでさえ君の表現として価値あるものだよ。
あなたが当たり前にできることが、あなたにとってプロフェッショナルな領域。
自信を持って表現したらいい、と。
でも、当たり前の自分を表現するって、とても恐怖を感じるものだよね。
「そんな程度の低いことをあえて表現しなくてもいんじゃない」というようなライバルからの冷たい視線や、
自分が人から見られたい姿と相反していることだったりするから。
気持ちはよくわかる。
そして、つまりそれは、自意識過剰というやつです。
自意識過剰の解消は、物量作戦。
気持ち悪い自意識の塊は、次から次へと投稿する自意識の塊で押し潰してしまえ。
そのうち浄化された文章が濾し出されてくるのだと思います。