33年ぶり高値の日本株を襲う複数のリスク、新年相場の重荷になる恐れ
記事を要約すると以下のとおり。
ブルームバーグの調査によると、ストラテジストらは24年年央には日経平均の水準予想(表) ロベコ香港でポートフォリオ・マネジャーを務めるケルビン・レオン氏も、日本株のラリーは「今後3カ月はもろくなる可能性がある」と警戒する。円安頼み 円相場は11月以降、対ドルで5%上昇した。 野村証の松沢氏は「今年の日本市場の上昇の一部は為替の動きによって押し上げられたものだ」と指摘。一方、日本の自動車メーカーは円に敏感だとし、今年これまでに46%上昇しているトヨタ自動車をアンダーウエートとしている。米ゴールドマン、日本株は投資家の多くは日本に資金を振り向けたが、専門知識に乏しく、ソニーグループや日立製作所などの大企業に投資先が集中したという。GDP改定は下方修正、個人消費など下振れ-景気回復の弱さ示す 賃金の上昇がインフレ率の伸びに追いついていないことが消費の鈍さにつながっているほか、長期的には世界でも有数の少子高齢化の進展が影響していると投資家の資金は日本から海外株式市場へ回帰するかもしれない。 サクソ・マーケッツのマーケット・ストラテジスト、チャルー・チャナナ氏は「FRBの基調に変化が見られれば、投資家は米国株式市場に戻ってくるだろう」と予想。
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