24年後半の日本株、ストラテジストは上昇鈍化読む-資金は競合市場へ
記事を要約すると以下のとおり。
ストラテジストは、2024年後半の日本株市場の上昇スピードが大きく減速し、中国など競合市場に世界の投資マネーが流れるリスクが高いと予測している。TOPIXバブル崩壊後の戻り高値更新、金融など大型バリュー株主導 キャピタル・ドット・コムの金融市場担当シニアアナリスト、カイル・ロッダ氏は「ここから先、日本株が好調なパフォーマンスを見せることはないだろう」との見方を示し、一部の市場参加者は170円までさらに円安が進むとみている。実質賃金と消費が抑制され、日本株の上昇を妨げかねないと多くの市場関係者は懸念している。日本株が中国株をアウトパフォームした21-23年には、TOPIXのPERが下回る場面もあった。市場の評価は妥当で、「中国株は日本や世界の株式よりも著しく割安との認識を示した。」MSCIジャパン指数の8.5%を上回る。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 24年後半の日本株、ストラテジストは上昇鈍化読む-資金は競合市場へ