ＵＢＳ、歴史的合併後の幹部人事発表－クレディＳ出身者は一握り

クレディ・スイス・グループの買収を完了した ＵＢＳグループは、クレディ・スイス幹部の多くが合併後に同社を去ることを明らかにした。
ディクシット・ジョシ氏Source:CreditSuisseGroupAG　　合併後もとどまるクレディ幹部の中で、ウェルスマネジメント部門責任者だったフランチェスコ・デフェラーリ氏は、ＵＢＳの米ウェルス部門のテクノロジー責任者イクバル・カーン氏の顧問となる。
ブルームバーグは文書の内容を確認し、広報担当者がそれを肯定した。
　取締役会メンバーだったデービッド・ウィルダーマス氏は米州投資銀行部門を統括するほか、ＵＢＳの経営役員会メンバーか長年ＵＢＳに勤める幹部が占め、クレディ・スイス出身は最高経営責任者（ＣＥＯ）を務めたウルリッヒ・ケルナー氏のみ。
同氏は両行の連絡・調整を担う役職に就く。
　スイス部門ＣＥＯのアンドレ・ヘルフェンシュタイン氏ら4人のクレディ・スイス出身幹部は、事業会社であるクレディ・スイスＡＧ内の既存の役割を継続する。