ＰＥ会社ＰＡＧ、新中国ファンド検討－対中投資削減トレンドに逆行

アジア最大のオルタナティブ資産運用会社ＰＡＧは、中国国内の資金を呼び込むために新たな中国ファンドを設定しているほか、北米以外の投資家の需要に対応する別のファンドの設立も検討している。
　ＰＡＧは米国やカナダの大手年金基金が対中投資を削減する状況の中では珍しく、中国へのエクスポージャーを縮小する一方、日本やインド、オーストラリア、韓国などでプレゼンスを拡大している。
江蘇省政府の財政部は問い合わせにファクスで回答し、ＰＡＧのファンドには投資していないとした上で、省内の市・県レベルの自治体の参加については把握していないと説明した。