NYCBショックで不安連鎖、ニュージャージー州の地銀を投資家警戒
記事を要約すると以下のとおり。
ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(
NYCB)発の衝撃に不安を募らせた投資家は、同じく商業用不動産ローンに対するエクスポージャーが大きい他の米地銀も敬遠している。2023年12月(第4四半期)決算発表資料によると、商業用不動産が占め、ニューヨーク、フロリダ、ニュージャージー各州へのエクスポージャーが大きい。投資家は商業用不動産へのエクスポージャーが大きいとはいえ、同行は融資の引き受けに慎重を期しており、多額のローンが不良債権化する心配はないと語った。 同行のような地域密着型の金融機関は、ウォール街の大手金融機関よりも商業用不動産で受ける痛みが増幅しやすい。 ただロビンスCEOは、シグネチャー・バンクの預金を買い取ったことで、追加資本を必要とする規制カテゴリーに入ったことだ。 アメリカン・キャピタル・パートナーズのリサーチディレクター、アンソニー・ポリーニ氏は「NYCBが抱えている信用の質を巡る懸念は隔絶されたものであり、パンデミックになるような類いではない」と指摘。
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