MUFG、官民協力でアジア向け脱炭素ファンド構想-年内にも公表
記事を要約すると以下のとおり。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は早ければ年内にも、アジアの発展途上国の脱炭素プロジェクトを対象に、官民が協力して投融資する「ブレンデッド・ファイナンス」を用いた新たなファンド構想を公表する。金額規模やファンドに参加する具体的な金融機関名は明言を避けた。ただ、こうしたプロジェクトへの投融資はリスクが高く、民間金融機関だけで資金需要に応えるのは困難だ。具体的には、NEXIが保証を付けた上で、MUFGが案件の発掘や投資家への呼びかけを行い、ファイナンスの仕組みも考える。資本提携しているモルガン・スタンレーが米国で大型のM&A関連業務に強みを持っており、役割分担で収益につなげる。ユニオンバンクが手掛けていたミドルマーケットをMUFGが直接担当することで、これまでよりも機動的な対応が可能になったという。スタートアップ・中堅中小のわれわれが得意な領域で、採用していきたいと思っていると強調した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース MUFG、官民協力でアジア向け脱炭素ファンド構想-年内にも公表