JAL、炎上の新鋭機全損で損失約150億円計上へ-海保機と衝突
記事を要約すると以下のとおり。
日本航空(JAL)は4日、2日に発生した羽田空港滑走路上での海上保安庁機との衝突事故に伴い、同社の新鋭機エアバス350-900が全損し営業損失約150億円を計上する予定だと発表した。 JAL516便は2日夕、羽田空港滑走路に着陸直後に海保の機体と衝突し、炎上した。新鋭機が1機失われたことに加え、事故の起こった滑走路の閉鎖が続くなど影響が広がっている。 JALの青木紀将常務執行役員は2日の会見では、機材繰りへの影響を極小化し、利用者に対する影響は「限定的」となる可能性があるとの見方を示した。同氏は、英航空データ分析会社シリウムによると、このような航空機には新造時の価格の少なくとも110%、つまり約1億5000万ドル(約215億円)の保険がかけられているのに対し、製造から2年後の同機の価値は約1億1800万ドルだという。
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