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IMF、世界成長見通し3%に上方修正-リスクバランスは依然下向き

記事を要約すると以下のとおり。

国際通貨基金(IMF)は今年の世界経済の成長見通しを上方修正した。
    IMFは「米国の債務上限問題が最近解決し、今年前半には米国とスイスで銀行の動揺を抑えるために当局が強力な行動を取ったことで、金融部門の当面の混乱リスクは軽減された。」
 米経済がソフトランディング(軟着陸)する可能性があるとの声が強まっているが、IMFもこの見方に同意している。
 IMFは世界経済についてやや楽観的になっているものの、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以前の20年間の平均成長率3.8%と比較すると、成長は弱いとみられ「世界の成長に対するリスクバランスは依然として下向きだ」と警告した。
 ブルームバーグ・エコノミクスの世界成長率の基本予想は、今年が2.8%、2024年が2.7%。
 今週は米連邦準備制度と欧州中央銀行(ECB)が追加利上げの構えを見せており、金融当局はIMFの提言を実践する見込みだ。
同時に、24年のインフレ率予測は0.3%ポイント引き上げ5.2%とした。
一方、途上国や新興国の経済活動については今年と来年を通じ安定を予想した。
 中国については今年5.2%成長と、4月時点での予測から0.1ポイント上方修正。
年前半は農業生産が増加し、サービス部門の活動も活発化したと指摘ドイツは0.3%のマイナス成長の見込み。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース IMF、世界成長見通し3%に上方修正-リスクバランスは依然下向き

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