GPIF、リーマン危機以来の3期連続赤字-収益マイナス0.88%
記事を要約すると以下のとおり。
世界最大の年金基金、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2022年度第2四半期(7-9月)の運用収益率はマイナス0.88%となった。 資産別の収益率は、国内債券がマイナス0.49%だった。 GPIFの宮園雅敬理事長は、同日公表した声明で「世界的にインフレが進行する中、米国に続きユーロ圏でも中央銀行が利上げに着手したことなどから、欧米を中心に金利が上昇し、為替は対ドルで円安が進行した。」先進国と新興国の株式で構成されるMSCIオールカントリーワールド指数が5.3%安だった。 JPモルガン証券の山脇貴史債券調査部長は、今回の運用状況について「完全に株安・債券安によるものだ。」
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