ＦＲＢに影響受けず、主要中銀は全て今後１年半で利下げ－日銀は例外

米金融当局は利下げ時期を当初の想定より遅らせているようだが、世界の他の中央銀行は必要以上にそれに気を取られず、金融緩和に向けた取り組みを進めている。
根強いインフレを前に利下げがままならない米金融当局でさえ、年内に数回の引き下げが予想されている。
欧州中央銀行（英中銀）は利上げの可能性さえ排除しないと示唆している。
　ＢＥのグローバル・チーフエコノミスト、トム・オーリック氏は「新型コロナ禍後のインフレが中銀の戦略をずたずたにしている。」
　「世界のアンカーとしての米金融当局の影響力は落ちたようだ。」
AdvancedEconomyPolicyRateTrackerSource:BloombergEconomics原題：Fed’sRate-CutDelayWon’tHoldBacktheTideofGlobalEasing（抜粋） 。