ECB総裁、コアインフレ依然高い-上昇リスク残るとナーゲル氏
記事を要約すると以下のとおり。
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、ユーロ圏の基調インフレが依然として強く、賃金の伸びは歴史的に高いと述べた。「実際、労働市場が逼迫(ひっぱく)する中で購買力低下に対する補償を従業員が求めることで、歴史的に大きな賃金の伸びとなっている」と分析した。 ラガルド総裁は10月13日のパネル討論会で触れたテーマを再び取り上げ、過去の利上げの影響を見極めることが依然として重要だと示唆。ECBが10会合連続利上げ、総裁は説明。「タカ派かハト派かという問題ではなく、現時点では忍耐強く待つ」必要があるとし、「インフレ率がまだ高過ぎる場合には、インフレ期待を確実に落ち着かせるよう注意すべきだと述べた。
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