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ECBは景気抑制的な姿勢維持を、利下げ開始後も-ナーゲル氏

記事を要約すると以下のとおり。

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのナーゲル・ドイツ連邦銀行(中銀)総裁は、ユーロ圏では利下げが近づいているが、需要を抑制しインフレ率を目標に戻すには、当面は金利を十分に高く維持しなければならないとの認識を示した。
 ECBは2025年後半にインフレ率が目標の2%に低下すると見込んでおり、「もしこの予想が今後発表されるデータで確認され続ければ、6月に最初の利下げが実施される可能性が高くなるだろう。」
中東情勢の緊迫化に触れ、「例えば、原油価格が大幅に上昇した場合、それにどう対処するか、本当に「許容」できるのかどうか、非常に慎重に考えなければならないだろうと話した。
 米国の根強いインフレ懸念が米連邦準備制度を利下げに消極的にさせている中で、ナーゲル氏はECBの金融政策は「ユーロ圏向けであり、ユーロ圏にとって必要なことをしなければならない」と説明。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ECBは景気抑制的な姿勢維持を、利下げ開始後も-ナーゲル氏

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