ＥＣＢ、フランスへの支援には「非常に高い」ハードルを－プラート氏

欧州中央銀行（ＥＣＢ）は、金融市場でストレスが発生した場合に安易にフランスを支援することはないと、投資家に理解させる必要がある。
　「現段階では、市場は恐らく中銀に対して少し期待し過ぎている。」
プラート氏は2019年まで8年間ＥＣＢに在籍し欧州債務危機の大半を経験した。
　これまでのところ、ＥＣＢ当局者らは総じて、ドイツ債に対するフランス債のスプレッド拡大は秩序立ったものだとの見解を示している。
従って、少なくとも当分の間は十分な曖昧さを残すべきだろうと語った。
そのようなモラルハザードは容認できないと語った。