BGC証券、円金利スワップビジネスに参入-国内でチーム発足へ
記事を要約すると以下のとおり。
日本の金融政策を巡る思惑から借り入れコストの潜在的変動に備えるヘッジ目的の取引が記録的水準に膨らむ状況で、米ナスダックに上場する
BGCグループが円金利デリバティブ(金融派生商品)ビジネス参入に動いている。お客さまに信頼されながらビジネスを進めていく最適な時期になるとの認識を示した。関連記事金融政策の変更、目標実現の確度十分に高まれば検討-日銀総裁、出口までの距離明確にせず-大規模緩和を維持 円金利スワップは金利変動に備えて企業が利用するヘッジ手段だが、BGCで円金利デリバティブを統括するマネージングディレクター、増本禎氏によると、日本の金利見通しを巡るさまざまな臆測が取引を勢いづけている。そのような思いがいろいろ交錯し、実際に取引高が増えていると思うと語った。 日本証券クリアリング機構(JSCC)のデータによれば、JSCCによる円金利スワップ取引の清算引受金額は2023年11月時点で1777兆円に達し、過去最高だった昨年1年間の1111兆円を既に上回った。
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