ASMLの最高値更新、AI半導体メーカーにとって重要な存在の証し
記事を要約すると以下のとおり。
オランダの半導体製造装置メーカー、
ASMLホールディングの株価が今週に最高値を更新したことは、同社が人工知能(AI)ブームの中心でその地位を固めつつあることを示している。ASML、10-12月の受注3倍増-株価は過去最高値を更新 オッドBHFのアナリスト、ステファン・ハウリ氏は「これほど早く受注が回復するとは誰も予想していなかった。」 ASMLの昨年10-12月(第4四半期)の受注が過去最高を記録したのは、半導体メーカーはASMLが製造する最先端の極端紫外線(EUV)リソグラフィー装置への注文を一段と急いでいる。主力製品であるEUVシステムの受注から納品までには、通常12カ月を要する。 AIシステムには、膨大な量のデータを処理できる特殊な半導体が必要だ。 これとは対照的に、高金利とインフレが消費者需要を減退させたため、台湾積体電路製造(TSMC)など有力顧客の一角が注文を減らし、ASMLは2023年の大半をその対応に追われた。その上、ASMLの製造装置は、開設を控えた半導体製造施設の多くで必要とされている。今後1年の利益予想に基づくと、同氏が追跡している主なAI関連株グループよりも割安だと述べた。 懸念材料の1つは、輸出規制に先立ち昨年にリソグラフィー装置の出荷を急がせた中国の半導体メーカーとの関係だ。
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