3年で資産1000億ドル増のアジア一の富豪、空売り投資家の挑戦受ける
記事を要約すると以下のとおり。
ほぼ全ての市場が急降下した1年間にゴータム・アダニ氏は資産を大きく増やした。アダニ氏の驚異的な資産拡大ペースを不可解と感じているアナリストもいる。 ネーサン・アンダーソン氏が創業した米投資調査会社ヒンデンブルグ・リサーチは24日、アダニ・グループが「何十年にもわたって、厚かましい株価操作と不正会計に関わってきた」と指摘した。これについて、アダニ・グループの最高財務責任者(CFO)は「選択的な誤情報と、陳腐で根拠のない、評判を落とそうとする主張の悪意ある組み合わせ」だと反論している。 アダニ氏の資産が昨年、これほど減ったのは7回のみ。投資家基盤の拡大を続けている。 ブルームバーグの集計データによると、複数のセメントメーカーやメディア企業ニューデリー・テレビジョンなど、アダニ氏が保有する10銘柄の時価総額は25日に約120億ドル減った。大学を中退し、1980年代の早い時期にムンバイのダイヤモンド業界で起業した後、石炭・港湾事業に転じた。フィッチ・グループ傘下のクレジットサイツは昨年8月のリポートで、アダニ氏はそれから1カ月足らずで、ベゾス氏を抜き世界2位の資産家として迎えたアダニ氏は、24日時点の世界富豪番付で4位につけていることをビリオネア指数は示している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 3年で資産1000億ドル増のアジア一の富豪、空売り投資家の挑戦受ける