長期金利の変動幅拡大、緩和効果を低下させる側面ある-黒田日銀総裁
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行の黒田東彦総裁は6日、昨年12月に実施した長期金利(10年国債金利)の許容変動幅の拡大について「その点だけを取り上げると、金融緩和の効果を低下させる側面がある」と語った。 総裁は、変動幅拡大というイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策の運用見直しを通じて、市場機能が改善し、金融緩和の持続性を高めるという「プラスの効果が期待されると判断した」と説明した。1月18日の会合では金融政策を維持、22年度物価見通し3%に引き上げ黒田ショック走る、日銀緩和修正は出口に向けた市場混乱の序章か。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 長期金利の変動幅拡大、緩和効果を低下させる側面ある-黒田日銀総裁