金融緩和維持が適当、価格・賃金設定に変化の兆し-中川日銀委員
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行の中川順子審議委員は7日、当面の金融政策に関し、2%の物価安定目標が未達の下では「金融緩和を維持することが適当である」との見解を示した。日銀の中川順子審議委員Photographer:ToruHanai/Bloomberg 今年3月の金融政策決定会合で、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策の運用柔軟化を決めた。長期金利の変動幅の上下0.5%程度で推移している。「市場機能に配慮しながら、緩和的な金融政策を粘り強く行うことは両立する」との見解も示した。 中川氏は野村アセットマネジメントの最高経営責任者(CEO)兼社長を務めた後、2021年6月に審議委員に就任した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 金融緩和維持が適当、価格・賃金設定に変化の兆し-中川日銀委員