退屈な銘柄買い奏功－中国クオンツファンド、株安でも競合上回る成績

オランダの資産運用会社ロベコのクオンツファンドは、最近の中国株売りの中、競合の成績を上回る方法を見つけた。
このアウトパフォーマンスに寄与したのは、銀行株や鉄道株など、ボラティリティーの低い銘柄を多く組み入れていることだ。
ブルームバーグ集計のデータによると、中国本土と香港株式市場の時価総額は2021年前半の高水準から6兆ドル（約902兆円）近く減少。
ファクトシートによると、同社の保守的な中国Ａ株はここ1年間で27％上昇。
2位は中国農業銀行で、45％値上がりした。
ベンチマークは3％上昇にとどまっている。
　チョウ氏は、新興国の中で中国は大きなアルファ（ベンチマークを上回るリターン）をもたらしているとし、「中国に別れを告げることは、選択アルファの一部に別れを告げることになると述べた。」