輝き失ったアップル株、AI製品での出遅れに投資家は我慢の限界
記事を要約すると以下のとおり。
米
アップルが電気自動車(EV)開発を中止し、そのリソースを人工知能(AI)プロジェクトに振り向けるという決断は、1年前なら投資家を喜ばせていたかもしれない。投資家はしびれを切らしており、株価は年初来(4日終値時点)で9%下落。 ハンティントン・プライベート・バンクのシニア株式アナリスト、デービッド・クリンク氏は「アップルがいかに長期にわたってキラープロダクトを出していないかに注目が集まっている」と指摘。ここ数年で最大の目玉商品である複合現実(MR)ヘッドセット「VisionPro(ビジョン・プロ)」が有意な形で売上増に貢献するのもまだ先のことだろう。エバコアISIも戦術的アウトパフォームリストからアップルを外した。 ウェイブ・キャピタル・マネジメントのチーフストラテジスト、リース・ウィリアムズ氏は「サムスンはすでに生成系AIスマホで多くの好意的な話題を集めているが、アップルにはまだそれがない」と指摘。メリウスのアナリスト、ベン・ライツェス氏は、新たなAIサービスがiPhoneの買い替え需要を促し、2025年に「スーパーサイクル」が始まるとみている。 ウェルス・アライアンスのロバート・コンゾCEOは、AIサイクルの初期段階でアップルを除外するのは間違いだと指摘。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 輝き失ったアップル株、AI製品での出遅れに投資家は我慢の限界