質の高い米ジャンク債、来年は安値買いの好機-オークツリー
記事を要約すると以下のとおり。
来年のボラティリティーおよび信用スプレッドの拡大を受け入れる投資家にはジャンク(投機的格付け)債で一定の好機があるとオークツリー・スペシャルティー・レンディングのアーメン・パノシアン最高経営責任者(CEO)はみている。 同氏によると、質の高いジャンク債はドルベースの価格と絶対的な利回り条件で魅力的。「ハイイールド債の償還スケジュールを見ると、今から2024年末までに償還を迎えるのはその市場のわずか6%」と説明した上で、近く償還されるCCC以下の格付け債については「ある程度のデフォルト」を予想した。 パノシアン氏はデフォルトリスクの中心はプライベートクレジットとレバレッジドローンだとし、「特にLBO(レバレッジド・バイアウト)スポンサーとの高レバレッジ取引ではこれらのクレジットに関連し、ある程度のデフォルトと損失を見込んでいる」と語った。
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