賃金や物価が想定以上に上昇なら、利上げなどで適切に対処-日銀総裁
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行の植田和男総裁は25日、日銀は賃金上昇を伴う形で物価安定目標が持続的・安定的に実現するよう金融政策を運営するとした上で、「仮に賃金や物価が想定以上に上昇し、金融引き締めが必要となる場合には、金利の引き上げなどによって適切に対処していく」との考えを示した。国際通貨基金(IMF)が3月の対日経済審査後の声明文でYCCのさらなる柔軟化の検討を奨励したことへの見解を問われ答えた。関連記事植田日銀は慎重なスタートへ、4月会合で金融緩和は現状維持との見方YCC正常化、1年半先などの物価2%の確度が重要-日銀総裁 日銀の早期政策修正予想やや後退、総裁発言や米欧金融不安-サーベイ。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 賃金や物価が想定以上に上昇なら、利上げなどで適切に対処-日銀総裁