豪中銀の慎重な政策スタンス、インフレ高止まりへの憂慮浮き彫り
記事を要約すると以下のとおり。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)が前回利上げしてから5カ月が経過し、その間にインフレは鈍化し、景気は減速した。RBA'sCommunicationisTurningDovishHawk-DoveScoreSource:JPMorganChase&CoNote:Everysentenceisassignedarelevanceweight(0to100%)andanindicatorofhawkishnesstodovishness(100to-100).TheHawk-DoveScoreistheweightedaverageofthehawk-doveindicatoracrosssentences. ゴールドマンのアンドルー・ボーク氏は「豪中銀の反応関数はあいまいだ」とし、「マクロデータは予測に合致しただけだとの解釈を示しているが、政策スタンスがよりハト派的にシフトしていることは有益な情報だと分析。 ここ数週間、豪中銀、タカ派寄りのバイアスを修正-12年ぶり高水準に金利据え置き ただ先週発表された議事要旨によると、2022年に引き締めサイクルが開始してから初めて、利上げが議論されなかった。 豪中銀が懸念しているのは、なおひっ迫している労働市場が大幅な賃上げ要求に拍車をかけ、それを打ち消す生産性向上を伴わずに新たなインフレ圧力を引き起こす恐れだ。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 豪中銀の慎重な政策スタンス、インフレ高止まりへの憂慮浮き彫り