英資産に買い、選挙後の安定を期待－「退屈な」政治が投資に吉

英国の有権者が4日の総選挙の投票に向かうなか、資産運用担当者や銀行のストラテジストは選挙後の政治的な安定を期待し、英国市場を選好している。
　英国資産に対する市場の冷静さを反映している。
英国市場のボラティリティーは数年ぶりの低水準付近だ。
　3日のポンドは3週間ぶりの高値を付けたほか、株価指数ＦＴＳＥ100指数は6月20日以来の大幅高となった。
また、ジェイミー・サール氏らシティのストラテジストは、英国債にとっては「退屈が強気」になるとの見方を示し、選挙が英国債の強材料になると予想した。