英中銀、0.5ポイント利上げで政策金利3.5％に－14年ぶり高水準

イングランド銀行（英中央銀行）は15日、政策金利の0.5ポイント引き上げを発表した。
　9人で構成される金融政策委員会（ＭＰＣ）は、利上げ幅を巡り投票が3つに割れた。
発表前は4.61％だった。
　ディングラ、テンレイロ両委員は、これまでの利上げは経済にまだ完全に浸透しておらず、インフレを目標水準に押し下げるのに「十二分」だと主張。
　当局者は英経済が現在リセッション（景気後退）に入っているとの認識で、10－12月（第4四半期）はマイナス0.1％のマイナス成長と見積もった。