緩和的な金融環境は当面継続、国債買い入れはいずれ減額へ-日銀総裁
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行の植田和男総裁は19日、日銀による国債買い入れは継続されると指摘し、緩和的な金融環境が当面続くとの見通しをあらためて示した。日銀は3月会合で17年ぶりの力強い賃上げが日銀政策の修正に十分となる物価目標達成の確率を高めることに寄与したと説明した。 同総裁は今月初めの一部メディアとのインタビューで、物価トレンドが改善する公算が大きいことを挙げ、今年後半の追加利上げの時期を早める可能性もあると、複数のエコノミストが指摘している。 植田総裁はこの日、次の政策金利変更のタイミングについて示唆は与えなかった。日銀の年内利上げ予想が8割占める、最多10月は4割に増加-サーベイ 植田総裁は、国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合に出席するためワシントンを訪れた。市場関係者の間では、為替介入に向けた下準備と受け止められている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 緩和的な金融環境は当面継続、国債買い入れはいずれ減額へ-日銀総裁