米ＧＤＰ、４－６月に予想を上回る伸び－堅調な需要浮き彫り

米経済は4－6月（第2四半期）に予想以上に成長が加速した。
個人消費と経済活動全般を冷やしている高金利は、同時にインフレを徐々に抑制する効果を上げている。
しかし大勢の失業者を出さずに労働市場を冷やすのは難しい綱渡りであり、失業率が3カ月連続で上昇している状況ではなおさら容易ではない。
成長の内訳　　個人消費を率いたのは主に自動車や家具といった耐久財の持ち直しだった。
防衛支出に押し上げられた。
　設備投資はほぼ1年ぶりの速いペースで増加。
これは企業の設備投資が今後数カ月にわたり成長を押し上げることを示唆している。
休暇や学校の夏休み、自動車工場の年次設備刷新などを含むこの時期は、失業保険のデータが週ごとに大きく変動する傾向がある。