米FRB、来週にあと1回利上げで打ち止めへ-エコノミスト予想
記事を要約すると以下のとおり。
過去40年で最も積極的なインフレ退治の取り組みとして、昨年3月に現行の利上げキャンペーンを開始した米金融当局について、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合であと1回の追加利上げを決めて打ち止めにすると、エコノミストの大多数は予想している。 パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長をはじめとする金融当局者は同月公表の四半期経済予測で、年内2回の追加利上げ見通しを示している。FedRatesRangeSeenPeakingat5.25%to5.5%inJulyEconomistsestimaterateswillstayhigherforlonger,seefirstcutinMarchSource:BloombergNewssurveyofeconomistsJuly13-18Note:Junereportdidn'tsurveyforestimatesofratesatJanuaryandMay2024meetings ネーションワイド・ライフ・インシュアランスのチーフエコノミスト、キャシー・ボストジャンシク氏は調査の回答で、「パウエル議長らFOMC当局者は市場に混乱したメッセージを発しており、来週の記者会見は議長がもっと明確なガイダンスを示す機会として注目されると話した。」それはわれわれの基本シナリオとも合致する。一方で、2024年1月利下げ開始の時期とされ、24年6月の前回調査時をやや上回る。 他方、金融当局者は6月の経済予測で24年末時点のFF金利を4.75%と、一段と緩やかなペースでの利下げを予想していた。MostEconomistsExpectaUSRecessionWithin12MonthsAboutaquarterseeacontinuedexpansionwithasoftlandingSource:BloombergNewssurveyofeconomistsJuly13-18EconomistswereaskedifUSwouldhavearecessioninthenext12months 最新調査で今後1年以内に米国のリセッション(景気後退)を予想したのは58%と、6月の63%、4月の67%から減り、エコノミストが米経済の見通しに徐々に楽観的になっていることが示された。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米FRB、来週にあと1回利上げで打ち止めへ-エコノミスト予想