米株式市場の命運、計10兆ドル規模の大手ハイテク企業の決算が左右か
記事を要約すると以下のとおり。
米S&P500種株価指数が少なくとも今後1カ月にどこに向かうのか気掛かりな投資家は、今週の重要な3日間に注目したい考えだろう。 インディペンデント・アドバイザー・アライアンスのクリス・ザッカレリ最高投資責任者(CIO)は「昨年はハイテク株に偏る形で相場を動かした。」昨年10月後半の安値からは18%強の値上がり。これらに電気自動車(EV)メーカーのテスラを加えた「マグニフィセント・セブン」は、S&P500種に占める割合が過去最高の29%に達した。両社は長年AI分野に多額の投資を行ってきたことから、AIブームから恩恵を受ける最も有利な立場にある。4会合連続の政策金利据え置きが予想されており、トレーダーは主に、緩和のタイミングに関するパウエルFRB議長らの見解に注目する見通し。 超大型株のほとんどは最高値圏にあるため、投資家が一握りの銘柄に過剰に投資しているとの懸念もあり、四半期決算が低調な場合は株価に痛手になる恐れがある。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米株式市場の命運、計10兆ドル規模の大手ハイテク企業の決算が左右か