米最高裁、トランプ氏の大統領選出馬認める－コロラドの判断覆す

米連邦最高裁は4日、トランプ前大統領の2024年大統領選への出馬は可能との意見書を公表した。
5日には同州を含め予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」が控えているが、その前日に最高裁は無署名の意見書で、「連邦政府高官や候補者に対して3項の規定が焦点となっていた。
　メーン州の予備選に参加する資格はないとの判断を下しており、その他の州でも訴訟が提起されている。
トランプ氏は自身のソーシャルメディア上に「米国にとって大きな勝利だ！！！」と書き込んだ。
トランプ氏、指名獲得へ弾み－スーパーチューズデー前に3州制す　　コロラド州での裁判は、非営利団体「ワシントンの責任と倫理のための市民（ＣＲＥＷ）」が代表を務める有権者グループによって起こされていた。
同団体のノア・ブックバインダー代表は「最高裁はテクニカルな法的根拠に基づいてトランプ氏の出馬を認めたが、これは決してトランプ氏の勝利ではない」と主張。