米庶民にインフレ鈍化の実感なし－食肉やポテチ、コロナ禍前より高く

米国ではインフレが鈍化しつつあると言われているが、値下がりは実感できない。
しかし平均的な米国人にとっての生活実感は、あらゆるものが以前より高くなっているというもので、それは明確なデフレ状態となるまで変わらないだろう。
　以下は、パンデミック前に比べ平均で数ドル高くなっていることが、ＢＬＳの物価データで示されている。
　今週10日に発表される7月の9.1％で、過去40年間で最も高水準だった。
  　　問題なのは、こうしたモノの値段の上昇に賃金がほとんど追いついていないことだ。
食べざるを得ないから買うに過ぎないと語る。
その後回復傾向となり、今年7月は71.6。
同氏の政策は米経済のリセッション（景気後退）入り回避には役立つかもしれないが、財政赤字は膨らんでいる。
  　　インフレ下で、米国人の多くが一段とクレジットカードに頼り、貯蓄率は低めにとどまってきた。
雇用主は安定したペースで採用を増やし続け、失業率は過去数十年での最低水準付近にとどまっている。