米小売売上高、９月は予想上回る伸び－消費者の底堅い需要を示唆

9月の米小売売上高は市場予想を上回る伸びとなった。
 出所：米商務省　　9月は13カテゴリーのうち8つで増加。
賃金の伸びは勢いが弱まり始めているものの、労働市場はなお総じて強く、消費者には支出を継続する余裕が生まれている。
　9月の物価統計で消費需要の持続した強さが示唆されたことで、米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）が年内に追加利上げに動くリスクが生じている。
衣料品店の売上高は前月比0.8％減と、半年ぶりのマイナスとなった。
　小売売上高で唯一のサービス分野である飲食店は0.9％増と、ここ4カ月で最大の伸びとなった。
　統計の詳細は表をご覧ください。