米失業保険継続受給者、21年末以来の高水準－失業期間が長期化

米労働省の27日発表によれば、失業保険の継続受給者が2021年末以来の高水準に増加した。
労働市場はこれまでのところ驚くほどに底堅いが、継続的な軟化の兆候を確認したいエコノミストや連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）当局者らは失業保険統計に注目している。
新規申請件数が2週連続で小幅減少したものの、職を見つけられない労働者が増えていることの方が重要だと考えると述べた。
　季節調整前の新規申請件数は3570件減って約22万4400件となった。
　コロナ禍前の20年間、週間の新規申請件数は平均で約34万5000件、継続受給者数はおよそ290万人だった。