米大統領選を決める「真の激戦州」どこか､二極化進む現実－QuickTake

2016年にトランプ氏がいずれも僅差で制した。
　勝利への道の重要部分と両陣営が位置付け、恐らく勝利が最も切望されるペンシルベニア州（選挙人19人）を例に挙げてみよう。
FewerHispanic,AsianVotersinSwingStatesCitizenvoting-agepopulation,2022Source:USCensusBureau激戦州が存在したが、二極化が進行し数が減少した。
それらの州の中でも、共和党と民主党の色分けが進んでおり「レッドカウンティ（赤い郡）」はより赤く、「ブルーカウンティ（青い郡）はより青くなり、真に拮抗する場所はごくわずかだ。
だが郡部やワーキングクラスの有権者からの強力な支持を背景に最近数年は共和党の大統領候補が勝利したことはないが、トランプ氏は2016年に2ポイント未満の僅差で敗れ、同州で選挙キャンペーンを行った。
民主党はハリス氏がウォルツ知事を伴走者に選んだことで、ミネソタ州はそれほど拮抗した状態でなくなったと考えている。