米国債下落は悪化へ、インフレリスク織り込み不足-JPモルガンAM
記事を要約すると以下のとおり。
JPモルガン・アセット・マネジメント(AM)によれば、数十年ぶりとなる米国債の大幅安はさらに悪化する見込みだ。 「リセッション(景気後退)が実際に起こりそうだという確信のようなものが強まっている時には、米国債を保有していたいだろうとスティーリー氏はシンガポールでのインタビューで語った。」インフレの影響を受けやすい債券を投資家が売り、10年物利回りは一時4.04%前後で推移している。 「前月比でのインフレ率が少なくとも2、3カ月連続で下がり、年率換算の数値が当局を「インフレを確かに制御下に置いた」と合理的に言わせる水準にならなくてはいけないと同氏は述べた。上段:ブルームバーグ米国債トータルリター指数、下段:年間ドローダウン出所:ブルームバーグ 債券投資家にとって、来年は今年よりずっと明るい状況になるとスティーリー氏は考えている。そうすれば債券は好パフォーマンスとなると話した。日銀がイールドカーブコントロール(YCC)のばんそうこうをはがすまで、円は緩やかに下落するだろう。
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