米国例外主義に欠陥の兆候、揺らぎ始める信頼－アムンディやピクテ

一部の投資家にとって、米国株の記録的な上昇を支えてきた米国例外主義は一巡した。
　ピクテ・アセット・マネジメントやアムンディなどの逆張り投資家によれば、米国と米企業は金利が他の国・地域よりも高くてもアウトパフォームするだろうという米国例外主義に基づいた投資手法の欠陥が見え始めている。
成長期待は、米国については楽観的過ぎ、それ以外の国について悲観的過ぎると話した。
パオリーニ氏は、消費財や銀行といった国内志向のセクターや、コモディティーへのエクスポージャーのある英国株を有望視していると付け加えた。
ＪＰモルガン・チェースのアナリストは先月末、より魅力的なバリュエーションにより、米国に比べユーロ圏の株式のリスクリワード比率が改善する可能性があると指摘した。
2兆1000億ドル（約325兆円）以上を運用する同社は、英国株をオーバーウエート、欧州株を中立としている。
  　　また、ティー・ロウ・プライスは今年、米国で大きなポジションを増やしているとゴッシュ氏が述べた。
 　　香港株はここ数週間、世界的な上昇を実現している。
原題：Amundi,PictetLeadContrarianWavetoUSStockExceptionalism（抜粋） 。