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米利下げなら1兆ドルの「雪崩」、中国企業がドル売り-ジェン氏

記事を要約すると以下のとおり。

米国が利下げに踏み切れば、中国企業が1兆ドル(約144兆円)相当のドル建て資産を売却し、人民元が最大10%上昇する可能性がある。
人民元は恐らく上昇し、中国政府は5-10%程度の上昇を許容するだろうと同氏はみている。
 「ドル・スマイル理論で知られるジェン氏は、米インフレ鈍化が続けば連邦準備制度が市場の予想以上に積極的な利下げに踏み切ると予測。」
元は26日の本土市場では1ドル=7.12元前後での取引。
 パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が23日のジャクソンホール会合で、米国は政策金利を引き下げる時期に来ていると発言したことで、人民元上昇の可能性はさらに高まった。
パニックの波  中銀証券の管涛エコノミストも同様のシナリオが人民元で実現した場合、元が急騰するリスクがあると主張した。
人民元で資金を調達するキャリートレードが崩壊すれば、特にアジア市場全体に新たなパニックの波が押し寄せる可能性がある。
 元高が輸出企業に与える影響を見極めるため、中国国家外為管理局(SAFE)はすでに警戒を強めていると、事情に詳しい関係者は語っている。
 また、中国の輸出企業や多国籍企業が2022年以降に5000億ドル以上のドルを保有していると推定している。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は4300億ドルとしている。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米利下げなら1兆ドルの「雪崩」、中国企業がドル売り-ジェン氏

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