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米債務上限合意、議会通過の難関に向かう-デフォルト回避で

記事を要約すると以下のとおり。

バイデン米大統領とマッカーシー下院議長(共和)が取りまとめた連邦債務上限を巡る合意は、同国のデフォルト(債務不履行)回避のための期限を6月5日に控え、具体的な法案として議会可決を目指す極めて重要な最終段階に入る。
     バイデン大統領は29日に記者団に対し、「議会の今後の動きを私は確信しているとは決して言えないが、かなり良い感触があると語った。」
共和党が適用停止に応じる見返りとして、民主党側が向こう2年間の歳出に上限を設けることに合意した形だ。
 共和党交渉チームの1人、グレイブス下院議員は29日の電話会合で、ホワイトハウス・議会民主党の公式発表と、現在の共和党の情勢を踏まえると、「明らかな勝者はわれわれだと語った。」
 下院議事運営委所属の共和党保守派の1人の賛成票がなければ、同委の関門をクリアすることはないと約束していたとツイートした。
反対票  下院全体を見ると、共和党からは少なくとも10人の反対票が見込まれ、同党の票読み責任者であるクラーク議員も超党派の妥協の産物である法案可決に必要な賛成票の確保に取り組んでいる。
 事態を複雑にしているのは主要環境保護団体の一つであるシエラクラブの動きだ。
 6月5日の期限以前に法案が上院を通過するには、下院がまず31日に可決することが非常に重要となる。
議事遅延の脅し  上院共和党保守派のリー議員は、自分が支持しない法案の進行を遮ることも辞さないとしており、フィリバスター規則のある上院の場合はいずれにしても、1人の議員で数日間の遅延を余儀なくさせることができる。
国防重視の共和党タカ派は、バイデン政権の提案を反映して来年度の国防支出の伸びを3.3%とする内容について、インフレ率を下回っているとして不満を抱いている。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米債務上限合意、議会通過の難関に向かう-デフォルト回避で

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