米デフォルトリスクは11年より高い-ヘッジファンド運用者ワドワニ氏
記事を要約すると以下のとおり。
ヘッジファンド運用者のスシル・ワドワニ氏は、米国は議会の債務上限問題解決に際してデフォルト(債務不履行)寸前にまで陥り、信用格付け引き下げに見舞われる恐れがあると警告した。 2011年に債務上限問題で議会が対立した時には米史上初の格下げにつながり、S&P500種株価指数は10営業日の間に16%下落した。 「多くの長期的投資家は、市場の反応や株価下落は迅速に収まると考えている。」昨年はハント英財務相の経済顧問に指名された。 ワドワニ氏は、債券市場は「米金融当局が200か300ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げで非常に積極的に対応しなければならなくなる何らかの事件が20-30%の確率で起こることを織り込んでいる」とし、「そうした可能性を無視するべきではないと話した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米デフォルトリスクは11年より高い-ヘッジファンド運用者ワドワニ氏