米オフィス不動産は一段安へ、底打ちは24年後半以降か-MLIV調査
記事を要約すると以下のとおり。
米国の
オフィス用不動産価格は今後さらに落ち込む見通しで、少なくともあと9カ月は値下がりが続きそうだ。WilltheUSOfficeMarketReboundWithoutaSevereCrash?Source:BloombergMLIVPulsesurveySept25-29with919respondentsglobally. モルガン・スタンレーによれば、25年末までに期限を迎える商業用不動産価格指数は、22年3月のピークから既に16%下落している。 米金融当局の積極的な引き締め策で資金調達コストが上昇し、商業用不動産の評価額は打撃を受けている。こうした物件は長期にわたり売却の必要がなく、所有者はできる限り売却を先送りする公算が大きいと語った。これは銀行の資金繰りが悪化し、融資能力が低下したことを意味する。 仮に米商業用不動産が深刻かつ長期的に低迷し、オフィス部門で大規模な貸し倒れが発生したとしても、市場全体の安定が脅かされることはないとオーバービー氏は指摘。特にその傾向が強い米国のオフィスワーカーは、通勤ストレスが一因かもしれない。 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期にオフィスから遠く離れた場所に移った回答者は約20%で、それを後悔しているとの回答は3%だけだった。MLIVブログは同チームが運営している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米オフィス不動産は一段安へ、底打ちは24年後半以降か-MLIV調査