碧桂園が人民元建て債デフォルト回避の方向、保有者と合意で－関係者

流動性逼迫（ひっぱく）に見舞われている中国の不動産開発業者、碧桂園は、人民元建て債で初のデフォルト（債務不履行）を回避する見込みだと、事情に詳しい関係者が明らかにした。
非公表の情報だとして関係者が匿名を条件に述べた。
　オプション付き人民元建て債は債務不履行に備えるクレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）付きで発行されたが、このＣＤＳも13日で失効する。
　同社は9月、総額147億元相当の9銘柄のオンショア債の債務不履行の結果、同社が中国史上最大規模のリストラに向かう可能性はなお高い。