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決定迫るポスト黒田人事、日銀出身の雨宮・中曽両氏が引き続き有力

記事を要約すると以下のとおり。

岸田文雄首相による黒田東彦日本銀行総裁の後継者選びが世界の金融市場を揺るがすリスクを投資家が警戒する中、雨宮正佳副総裁と中曽宏前副総裁の日銀生え抜き2人が引き続き有力候補と目されている。
そのグループの中には女性は含まれていない。
 Source:BloombergEconomics;Photo:Bloomberg,BankofJapan,SenshuUniversity,NomuraHoldings雨宮正佳氏  日銀のエースとして金融政策の企画・立案を担う企画畑を中心に歩み、大規模な金融緩和を推進する黒田総裁を実務面で支えてきた。
昨年7月の講演では賃金上昇を伴う形で2%の物価安定目標を持続的・安定的に実現することを目指すとし、「手を緩めることなく、金融緩和を継続する必要があると述べた。」
政界や財界との豊富な人脈は日銀内でも突出している。
「ミスター日銀」が仕切る金融政策の最前線で対応に当たった苦悩や緊張感がまざまざと描かれている。
現在は東京国際金融機構の会長も務め、国際金融都市化を目指した取り組みを進めている。
9月には金融政策運営について、デフレ脱却の取り組みで日銀が役割以上を実行-中曽前副総裁ブルームバーグ・エコノミクスの増島雄樹シニアエコノミスト「4月には黒田総裁の後任として雨宮正佳副総裁が就任し、当面はサプライズより継続性を重視し、現行の金融緩和路線を維持すると見込む。」
われわれの基本的な見通しは、日本が持続的な賃金上昇を伴う景気回復を達成するまで日銀は現状の金融緩和に慎重だった白川氏を支えた。
リアリスト(現実主義者)として知られる。
今月のリポートで、企業収益の好調持続に伴う賃上げなどによって消費者物価の上昇が加速する公算があるとしている。
財務官の在任期間は約4年と過去最長。
若田部昌澄氏  雨宮氏とともに日銀副総裁を務める。
経済の下振れリスクが顕在化すれば、「ちゅうちょなく必要な追加的措置を講じることも排除すべきではないと語った。」
13年に黒田総裁が選ばれた際にも総裁候補に挙がっていた。
財務官時代(2011年8月-13年3月)には、円が戦後最高値の1ドル=75円台を付け、政府・日銀の円売り介入を指揮した。
雨宮氏と同様に企画畑が長く、QQEやYCCなどの導入に企画局長として中心的な役割を担った。
長期金利の変動幅拡大、事実上の利上げで変更考えず-日銀内田氏氷見野良三氏  元金融庁長官でニッセイ基礎研究所エグゼクティブ・フェローを務める。
低金利環境で銀行経営の工夫は当然、事業成長担保権に期待-氷見野氏本田悦朗氏  リフレ派の論客。
昨年3月のブルームバーグとのインタビューでは、一段の利下げは地域金融機関経営のリスクが大きくなると追加緩和に慎重な姿勢を示し、財政出動の重要性を主張した。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 決定迫るポスト黒田人事、日銀出身の雨宮・中曽両氏が引き続き有力

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