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欧米の小売業者が苦戦、経費増加し売り上げ伸びず-破産手続き開始も

記事を要約すると以下のとおり。

多くの週末、ロンドン東部の何の変哲もない路地に、何十人もがサンプルセールを目当てに列を作る。
 マッチズの苦境は、個人消費が低迷する中で、小売業者はその前には、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による休業やサプライチェーンの混乱など、さまざまな問題が重なり困難に見舞われていた。
 コンサルティング会社のKPMGのリポートによると、英国の昨年12月の総売上高は1.7%増にとどまり、1年で最も重要な時期であるクリスマスの残念な結果をまだひきずっている。
 米国も似たような状況で、消費者の買い控えの一因を物語っている。
 デジタル・コンサルティング会社CI&Tの小売りビッグ・ロッツ、消耗品・雑貨小売店99センツ・オンリー・ストアズなどが、経費の増加に売り上げの伸びが追いつかず、救済融資や債務再編を検討している。
手工芸用品販売の米ジョアンは、パンデミック・ブームでは売り上げが伸びたものの、今月連邦破産法11条に基づく会社更生手続きの適用を申請した。
 フリードマン氏は「消費者は裁量的な商品を避け、小売業者にとって利幅が薄めの必需品だけを買っている」とも話した。
 英ファッションブランド、テッドベーカーは1月の英小売売上高が予想を上回る中で、3月19日に倒産法の手続きの開始を申請した。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 欧米の小売業者が苦戦、経費増加し売り上げ伸びず-破産手続き開始も

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