おすすめ記事

次期日銀総裁に植田氏、市場との対話で問われる手腕-きょう国会提示

記事を要約すると以下のとおり。

政府は14日、4月に任期満了となる黒田東彦総裁(78)の後任に元審議委員で経済学者の植田和男氏(71)を起用する国会同意人事案を衆参両院に提示する見通しだ。
植田氏が金融政策のかじ取りを担う長所について「より論理性を重視しながら市場との対話を進めていくことだ」とみている。
 黒田総裁がそれまで変動幅拡大は事実上の利上げであり、緩和効果を阻害するなどと説明していたためで、市場の疑心暗鬼はその後も根強く残っている。
新体制に代わることで「こうした状況を市場と対話しながら修正するチャンスが訪れる。」
退任後も日本銀行金融研究所が主催する国際カンファランスに出席し、現在、同研究所の特別顧問を務めている。
二人が師事したのはFRB副議長やイスラエル中銀総裁を務めた著名経済学者スタンレー・フィッシャー氏。
植田氏は「日本のバーナンキ」、決断力もある-サマーズ氏が評価  バーナンキ氏はFRB議長時代の2013年、量的緩和縮小を示唆して市場が混乱した「テーパータントラム(市場のかんしゃく)」を招いた。
国際的な発信力もある金融政策や金融制度のプロが植田氏の脇を固める。
1998年施行の新日銀法下で再任を経て副総裁に就任するのは中曽宏前副総裁、雨宮正佳副総裁に次ぐ3人目となる。
日本人初の金融安定理事会(FSB)常設委員会議長を務めるなど海外当局との親交も深い。
もっとも2人の副総裁候補は予想で上位に挙がっており、植田体制はバランスの取れた手堅い布陣と評価する声が増えている。
採決に先立ち、正副総裁の候補者に対する所信の聴取と質疑が2月下旬に予定されている。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 次期日銀総裁に植田氏、市場との対話で問われる手腕-きょう国会提示

Twitterでの意見

【Getwin取得処理中】負荷分散処理のためリアルタイムでは取得されません。スケジュールの順番が来るまでしばらくお待ち下さい。

Twitterでフォローしよう