次のパンデミックに備える世界-専門家は鳥インフルの変異を警戒
記事を要約すると以下のとおり。
世界が次なる感染症のパンデミック(世界的大流行)にどのように備えているかを知りたければ、メコン川の支流に位置するカンボジアの村、ロラインを見ればいい。しかし、感染例は少女と父親の2例だけで、専門家はH5N1型に感染していた動物との直接の接触が原因だと判断した。鳥インフルエンザに限らず、次のパンデミックに備えるため、政府と産業界、保健当局が一体となった世界的な取り組みの一環だ。 リスクは増している。 H5N1型に感染した人は世界で12人程度にとどまっている。ミシェル・コルテス記者が解説するSource:Bloomberg カンボジア保健当局幹部のオル・バンディン氏は新型コロナへの対応で「強力な衛生システムを構築し、それが功を奏した」と説明。政府は対策チームに何百人もの医療従事者を加え、数時間で遺伝子の結果を得られるように研究所を整備し、国民に身を守る方法を教えるための教材を作成した。21年終盤以降、欧州では5000万羽、日本では1700万羽をそれぞれ超える数の家禽(かきん)類が殺処分されている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 次のパンデミックに備える世界-専門家は鳥インフルの変異を警戒