株式「ビッグショート」ほぼ終了－約40兆円の弱気ポジション解消

投資家は株式への弱気な賭けを3000億ドル（約39兆4000億円）縮小し、今や過去の標準的水準に近いポジションを取っている。
　Ｓ＆Ｐ500種株価指数は昨年10月半ばに付けた弱気相場の中の安値から急上昇したが、このようにセンチメントの変化はファンド勢が完全に強気にならない限り、さらなる上昇が困難な可能性も示唆する。
ＦＲＢ当局者4人、追加利上げの必要性強調－タカ派メッセージ発信ClosetoNeutralAggregateequityexposureclimbsduringthelatestrallyJPMorgan,CFTCCFTCpositionsinUSequityfuturesbyleveragedfundsandassetmanagersasapercentofopeninterest　　年明けからの大幅高を受け、緩慢な動きしか予想していなかった多くの投資家が弱気ポジションのカバーに追い込まれた。
　ＪＰモルガンのストラテジスト、ニコラオス・パニギリツオグル氏は「われわれが指標とする株式先物のポジショニングは、歴史的水準の中央近くとなっている。」