東エレクが今期営業益計画を増額、1対3の株式分割や増配も
記事を要約すると以下のとおり。
東京エレクトロンは9日、2023年3月期の営業利益計画を従来の5460億円から5800億円に引き上げた。川本氏は中国市場について、足元で規制の話はあるものの、「引き続き大変有望な市場でもあると強調。」24年以降にはメタバースの本格的なサービス開始やスマートフォン・パソコンの買い換え需要も期待できることで、半導体前工程装置市場は再び成長するという。半導体製造装置の中国売上高が22%減の1027億円に落ち込んだほか、北米や韓国向けも2割前後の減少となった。株式分割を行い、投資単位当たりの金額を引き下げることでより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることを目的としている。 業績予想の増額に伴い、今期(23年3月期)の配当計画も修正した。 国内大手企業では近年、投資単位の引き下げによる投資家層の拡大を視野に株式分割を発表したほか、昨年は任天堂が1株から5株への分割を決めたと発表していた。
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