来年度国債費は過去最大28.9兆円を要求へ、積算金利2.1％に－資料

財務省は2025年度予算案の概算要求で、利払いや債務償還に充てる国債費について過去最大となる28兆9116億円を計上する方針だ。
24年度の予算編成では1.8％に引き下げられた。
　　国債費が予算編成の自由度をいっそう縛ることになりかねない。
　日銀の大規模金融緩和策による低金利環境の下、積算金利は17年度から23年度まで過去最低の1.1％に据え置かれていたが、市場金利の先高観がくすぶっている。
　概算要求の内容に関し、ブルームバーグは財務省に電子メールで確認を試みたが、現時点で回答は得られていない。