李沢楷氏の保険会社ＦＷＤが選択肢検討、ＩＰＯ先送りで－関係者

香港の資産家、李沢楷（リチャード・リー）氏が支配権を握る保険会社ＦＷＤグループ・ホールディングス（ 富衛集団）が、新規株式公開（ＩＰＯ）計画の先送りを受けて株式売却の可能性を含めた選択肢を検討している。
　関係者によれば、サン・ライフとの交渉が価格面で難航する一方、東南アジアや香港でのプレゼンス拡大を視野に入れる他の保険会社も、取引に暫定的な関心を示している。
検討は続いており、いかなる取引にもつながらない可能性もある。